はじめに

 Only is not lonely

 ソロ旅に出かけていると「一人だとつまらくないの?」「寂しくないの?」とよく聞かれます。私は今まで20か国近くの旅に出かけてきましたが、そのように感じたことは一度もありません。なぜなら、一人旅は究極の自分との対話の時間だからです。見たこともない景色や様々な考え方に触れ、「自分はこういう風に感じるのか」と常に発見があります。そして、日常の中で知らず知らずのうちにないがしろにされてきた自分を取り戻すことができるのです。
 一人旅は女の子にとっては少し不利なこともあります。しかし、危険な目に合わないためのポイントをしっかりと押さえておけば問題ありません。むしろ、女の子だからという理由で一人旅を控えてしまうのは本当にもったいないです。今、ちょっとだけ勇気を振り絞って「私」が「私」にかえる旅へ踏み出しませんか。全力でサポートします!

 旅では、本当に多くの人と風景と感動と出会うことができます。もちろん、複数人で行ったってそれらと出会うことはできます。でも、明らかに違うのはその「濃さ」と「頻度」です。1人だから、静かにその場所と向き合うことができます。また例えば1人だからこそ話しかけて来てくれる人もいるし、逆に1人だとわからないからこそ、自分から話しかけることもあります。それがキッカケとなって、思いも寄らない道中になることだってあります。

 旅先では、様々な体験や食べ物に出会います。ソロ旅の行程は「どこでいつどのように何をするか」の全てを自分の判断でします。なので他人の事情を挟むことなく、自分が本当にやりたいことを気のすむまで味わうことができます。つまり、好きなことしかしなくていいんです。素敵じゃありませんか。

 旅の途中では、飛行機や列車を待ったり、夜ホテルでまったりするなど1人の時間がたくさんあります。その中で1つ1つの出来事や物事に対して自分はどう感じたのか、どう考えたのか、自然と振り返ることになり、自分への新たな気づきや理解を深めることができます。確かに他の誰かと共有することも素敵ですが、自分をどんどん掘り下げていくこともなかなか楽しいものです。