クリスマスと孤独

12月に入り町は一気にクリスマスムードに。私の住んでいる家もホストマザーが装飾にかなり凝っていて、綺麗にかざられた2mはゆうにあるクリスマスツリーはもちろん、部屋の至る所にJulenisse(ノルウェーの小さいサンタクロース)がいたり、キャンドルとかともったりしてます。

最初の頃は日本とは違う本格的なクリスマスムードにウキウキしていたのですが、先週クリスマスマーケットに一人で出かけ、ふと「あれ?さみしいぞ?」家に帰り、Nextflixで映画を探していると「ぼっちクリスマス」を題材にした映画のラインナップがおすすめされてきました笑

ノルウェーでは、というよりヨーロッパではクリスマスは家族と過ごすイベントであり、普段は家族と離れていてもこの時期には帰省する人がほとんどです。現に、ノルウェーの牧場で一緒に働いていたデンマーク人もドイツ人も、それからルームメイトだったチェコ人もクリスマスには一度帰省すると言っていました。それに、アウシュビッツに収容されたユダヤ人もクリスマスまでには家に帰れることを信じて迫害に耐えてたと聞きます。それだけ、クリスマスは人々の心の支えになっているのではないか。これは恋人たちのイベント⭐️的な要素が強い日本のクリスマスと大層意味がちがうぞ、そんなことを感じます。

町に出かけると、クリスマスプレゼント用のセールがやっていたり、何より人々の雰囲気が11月よりやわらかい気がします。私はこの町に1ヶ月まえに引っ越してきたばかりで、友達もいないのでクリスマスは一人で過ごすことになります。そんな人が、ウキウキ気分の町に身を置く。「こ、これは地獄ではないのか…!?そして、1ヶ月もこのムードが続くって長い…」

クリスマスがこんなに辛いなんて知らなかった。何かの事情があって家族と一緒にいれない人にとっては地獄だろう。意外と自殺者が多いのではないか?と思い、Christmas, Suicide(自殺)というキーワードで検索すると、緊急時のメンタルヘルス相談の電話番号が表示され、Googleからも心配される始末。

そういえば、どこかの偉い人が「孤独は人々の中にある」って言ってたっけ?今なら意味がよくわかる気がするぞ!

日照時間はどんどん短くなるし、暗いし、寒いし、ビタミンが不足して口角が切れっぱなしだしで、日本とはちがう冬を越すことの厳しさを肌で感じている今日この頃。

ヨーロッパの北の端っこで孤独に冬を越すことで、ちょっとは賢くなれるかしら?

あーおでん食べたい。

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