ブラウンチーズ工房に行く

ノルウェーに来て初めての週末。私はブラウンチーズ工房を訪ねることにしました。

そもそもブラウンチーズって何?という人も多いと思います。私もノルウェーに来るまでその存在を知りませんでした。2年前にノルウェーのとあるカフェでワッフルと一緒に食べた時、「なんだこれは!おいしい!」と感動したのを覚えています。初めてブラウンチーズを食べて感動した話はこちらから読めます。ちなみに、その衝撃が走ったカフェを今回も訪れましたが、相変わらずその美味しさは健在で、私のお気に入りのカフェになりました。

さて、話は戻り、8:02オスロ駅発の特急に乗り、まずはRingebu駅まで行きます。チケットは事前にオンラインで買ったのであとは乗るだけです。ホテルのチェックアウトを済ませてスーツケースなどは預けて、リュックサック一つを持って出かけます。

バスに乗って駅に着いたのが7:45ほど。出発までまだ時間があったので、トイレを済ませようと思ったらなんと駅では有料でした。知らなかった…

その後列車の旅にはお菓子がつきものなので、チョコレートやコーヒーを買い込みプラットホームに向かいます。ちなみに、オスロ駅には直径1mくらいの円の中に乗り場を案内してくれる人が立っているところがあります。そこで乗り場を確認できます。

 

無事に列車に乗り込みました。車内は登山客が多いようで皆大きな荷物を持っています。私の隣にはマスクをした観光客っぽい人が座りました。Ringebu駅には10:49着なので、約3時間ほどの乗車時間です。

オスロ空港駅をすぎ、車窓には森や川、湖が見えてきました。すると、急に隣の人が「この湖はリルハンメルまで続いてるんだよ、知ってる?」と問いかけてきました。その後も、いろいろな豆知識を教えてくれて、ガイドさんと一緒に旅をしている気分になってきました。聞けば、彼はベルリン在住でニュースレポーターをしているとのこと。日本のことについても色々聞かれ、楽しくおしゃべりしているとあっという間に降車駅に。駅を出るとバスが停まっていたので、きっとこれが目的の町に行くに違いない、と思い運転手さんにバス停の確認をします。そして、チケット代を払い、出発です。

北海道の風景と似ている
素敵な風景
屋根に草が生えているのがかわいい
降車ボタン

40分くらいで本日宿泊する宿、Rondane River Lodge の真前に下ろしてもらいました。ここは2組のベルギー人家族が経営している宿で、内装もすごくかわいいし、コテージもあるしで素敵な宿でした。そこで、事前にチーズ工房までの送迎を頼んでおいたので、お昼ご飯を食べた後に送ってもらいました。

牧場カフェとチーズ工房の2つがあるらしく、先に牧場カフェに行くことにして下ろしてもらいました。とても気さくなおばさんがいるから、なんでも聞いたらいいよと言われたので、それっぽいおばさんに「日本からブラウンチーズの作り方を学びたくて来ました」と伝えました。すると、工房があるからそこに連れて行ってあげると言われ、そのまま工房に行く流れになりました。車内で色々話を聞いていると、おばさんは昔歌手をやっていて東京と大阪に公演に来たことがあるとのこと。そして、いきなりカエルの歌を日本語で歌ってくれました。外国人の発音だと、なんだか違う歌に聞こえます。

そして、いよいよ工房に到着です!そして、なんと思いもかけない素敵なことが起こったのです!!

チーズ工房の外観
ショーケースにはたくさんのチーズ製品が

チーズ工房では、外側から作っている様子を見ることができるので、色々とおばさん(Ellen Marieという名前)に質問をしていました。すると、「ちょっと待ってて」と言ってEllenが工房の中に入り、ノルウェー語で従業員の方とお話をしています。そして、帰ってきたEllenが一言。「これからブラウンチーズを作るから、一緒に作っていいって。」「ん??え??どういうこと??」外側から見学して、ブラウンチーズの作り方を学ぼうとは思っていましたが、急遽一緒に作らせてもらうことに!!なんて優しい人。

そしてびっくりはまだ続く…ブラウンチーズは2日間かけて作るもので、大事な工程が明日の夕方に行われるとのこと。この時点で私は、明日の正午にはここを出発してオスロに戻る予定でした。 でも、ここまできてその大事な工程を見ないわけにはいかないよな…もう一泊、今日の宿に泊まれるかな、そしたら帰る日を1日延ばそう。そう思い、今日の宿の空室をチェック。残念ながら、満室でした。さて、どうするか…とりあえず、地元の人の方が詳しいだろうと思い、この辺で泊まれるホテルが他にないか聞きます。すると、「そういうことなら、うちに泊まっていいわよ。」「へ?今なんて?」「泊まっていいわよ」やっぱり、そう言ったよね。そんな身も知らない人を泊めてくれる親切な人ってこの世知辛い世の中に存在したんだ…と感動。「このチャンスを逃したら後悔する」と思い、ご好意に甘えさせてもらうことにしました。新しく列車の予約も取り直し、延泊する準備は整いました。

さて、いよいよブラウンチーズ作りです。

シェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。