ノルウェーの医療事情

先週、風邪を引きました。

一緒に住んでいる子どもたちが私より前に風邪気味だったので、きっとそれをもらってしまったんだと思います。そして、話によると今、学校や幼稚園ではコロナが再び流行しているとのこと。それを聞いたら、なんだかちょっといつもの風邪とは症状が違う気がして、心配になり病院に行こうと思いました。

…って、ノルウェーではどうやって医者にかかるの?

ネットで調べてみると、どうやらFastlegeと呼ばれる「かかかりつけの医者」が割り振られているとのこと。自分のかかりつけ医を調べられるサイトに行き、IDナンバーを入れるとなんと私のかかりつけ医はオスロにいることが判明しました。このかかりつけ医はどうやら在留カード取得の際に申請した住所の近辺で割り振られるようですね。

…って、医者にかかるのでオスロまで行かなきゃいけないってこと!? (現在住んでいるところからオスロまで行くのに1日かかる)

いやいや、いくらなんでもそんなことはないだろう。きっとかかりつけ医は変更できるはず!調べていくとやはり変更可能みたいです。近所の医者はざっと50人くらいいる!よし変更するか。

…って空きがないじゃん!Waiting listにも数十人いるじゃん!

これじゃあ医者にかかるまでに何ヶ月かかるんだ?それまでに治ってしまうわ。ってか、多分それまでにあと7回くらいは風邪引けそうじゃん笑

恐るべしノルウェー。どうやらノルウェーでは医者の成り手が少なく、常に医者不足なのだそう。日本ではコロナ禍で自宅療養についてさまざまな議論が交わされたが、ノルウェーでは自宅療養がスタンダードなんだ。

でも確かに考えてみればまだコロナだと決まったわけじゃないので、自分でテストをしてその結果次第で次の選択肢を考えればいいのかもしれない。と思い、薬局でコロナのテストキットを購入→テスト→陰性→休養→回復

問題なし!

後で調べてみると、どうしてもの場合はオンライン診療や大都市にはある診療所にかかることができるみたいです。

そのときふとホストファミリーとの会話を思い出しました。ホストマザーがある時ノルウェーの幼稚園にお迎えに行くと子どもが裸でいたようです。先生はそれを注意することもなかったそうです。つまり、風邪を引いたら自己責任。小さい頃からこのような環境で育つことで、風邪を引かないように自分で考えて服装を選んだり行動したりできるようになるというのです。

ノルウェーの人口は約500万人で北海道の人口くらいしかありません。その人口で必要な人に医療を提供するとなると、軽症な場合は自宅療養に頼らないと回していけないのかもしれません。日本は至る所に病院や診療所があり、少しでも異変を感じると病院に行ってたな…自分で治そうという気持ちなんてほとんどなかったな…

自然環境の厳しいノルウェーでは、医療に関しても、自分の健康は自分で守るということが根付いていて、考えてみたら当たり前だよなと気付かされた一件でした。

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