ノルウェーは電子化が進んでおり、生活をしている中で現金でやり取りする場面はほとんどありません。携帯番号が銀行口座と紐付けられているため、個人間でもアプリを使って気軽に送金ができます。しかし、このアプリを使うためには、ノルウェーの電話番号を取得しなければなりません。
そこで、先日ノルウェーの携帯電話の店舗に行き、携帯電話番号を取得したい旨を伝えました。すると、ノルウェーの携帯電話番号を取得することはできるということでした。しかしもしデータ通信も合わせて利用したいのであれば、プリペイドは利用できても、ノルウェーのパスポートを持っていない限りポストペイドは利用できない申し込みができないと言われました。それを聞いた時に私は耳を疑い、もう一度確認しましたが同じ答えが返ってきました。ノルウェーのパスポートを持っていなければならないって、ノルウェー国籍を取らなくてはいけないってことですよね!?携帯電話のサブスクリプションを利用するだけなのに、ハードルが高くないですか?
家に帰ってきてもやっぱり信じられなくて、携帯電話会社に直接聞いてみることにしました。すると、やっぱりそのようで、ノルウェーで最低1年働いていればもう一度審査を受けることができて、ポストペイドに申込めるチャンスがあるとのこと。日本ではポストペイドが当たり前なのに、ノルウェーではこんなにハードルが高いのか…と思いましたが、ふとそれは私が日本人だから日本でポストペイドを利用できるのではないか?と思い調べてみました。すると、携帯電話会社によって条件は異なりますが、日本でも外国人が携帯電話を契約する時には、在留期限が26ヶ月以上なくてはいけなかったり、日本語が流暢でなくてはならなかったりする条件を設けているところもあるそうです。なんと!知らなかった…
私が日本で当たり前に銀行口座を作れたり、携帯電話を契約できたりするのは私が日本国籍をもっているからなんだと気付かされた瞬間でした。そして、そのことに今まで気づかないでいられた、それ自体が特権だったのだと気づきました。
ノルウェー人であれば問題なくできることが外国人である私にはできない。そのことがノルウェー社会から疎外されているように感じるし、それが外国人として暮らすことなんだなと初めて理解できました。その「よそもの感」はさみしいけれど、日本国民として日本で暮らしている時には享受している特権がたくさんあること、日本在住の外国人の中には、それを享受できていない人がいることを知ることができてよかったなと思いました。そのことを胸に留めて、これから生活していきたいと思います。







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