前回は朝のルーティーン作業についてレポートしました。
続いて日中の作業ですが、その日によって異なります。
8月1日(月) フェンスの修復作業

この中は採草地なのでヒツジに入られてフンをされると困ったことになります。しかし、この日ヒツジがこの中に入っているという連絡が入りました。そこで、針金とロープ、釘などをもって採草地に向かい壊されている箇所がないか確認し、修復作業をしました。

中にいたヒツジも無事に見つけ、外に出しました。
8月2日(火)ヒツジを探す、除草、ジャガイモ畑の畝作り
ここの牧場には私ともう一人、スペイン人の女の子が滞在しています。
今日は二手に分かれて作業をします。
スペイン人の子(Maria)は、ヒツジたちを追いかけてヒツジの状態をチェックすることになりました。
(結局彼女が帰ってきたのが、17時ごろ。約7時間ほどヒツジを追いかけていたことになります)
私は除草作業とジャガイモの畝を作ることになりました。
まず除草作業です。
赤で囲んだ植物を刈っていきます。この植物には実がたくさんなっており、これをヒツジが食べると消化せず、フンに残った実からまた植物が生えてきてしまい、拡散してしまうそうです。
しかし、青で囲った植物は棘があり、触ると棘が刺さってしまうので、細心の注意を払いながらの作業となりました。刈った植物は実が袋の中に入るように入れます。
天気がよかったので、炎天下での作業は結構大変でした。


続いて、ジャガイモの畝作りです。

このように畝を作ります。が、すでにジャガイモが植わっているのでかなり作業がしにくかったです。
そして、深さを出すのがすごく大変。3時間ほどかかってようやく一列分の畝を作ることができました。
8月3日(水)徐糞作業
今日は隣の牧場から2人の助っ人が来てくれるということで、テントの中に溜めてある糞を一輪車を使って外に運び出す作業を行いました。
Before


フンを捨てる場所は、テントがあるところから坂を下りたところにあるため、一輪車で坂を下らなくてはなりません。それがかなり大変でした。
助っ人のフランス人のエリオットくんが手伝ってくれています。
お昼までこの作業は続きましたが、結局全てのフンを運び出すことはできませんでした。ここで助っ人は帰ってしまいました。
お昼ご飯の後、ラムを洗うことになりました。まず、4頭のラムを小さい柵の中に入れます。それから、ホースで水をかけてラムを濡らした後に石鹸でよく洗い、水で流します。次にフンが絡まってとれない部分の毛をハサミで切ります。最後にもう一度水できれいに洗って終了です。
この作業の時はラムを扱うのに精一杯で写真を撮ることができませんでした。水が冷たかったので、逃げようとするラムが多く結構大変でした。
8月4日(木)ベリー摘み
今日はベリー摘みに行きます。ベリーは山の中の沼地になっているそうなので、長靴を履いて出発です。
ここで面白いのが、この地域の人は色々なものをお互いにシェアして生活しているのですが、ベリーだけはシェアしないそうです。なので、ベリーを入れるための容器を隠しながら持っていきます。


このベリーの名前はノルウェー語でmolterといい、英語ではcloud berry(雲の実)と呼ばれています。
2時間ほど夢中になってベリーを摘んでいきました。

もう帰ろうという話になったので、帰り道を探していると…通ってきた道がない!慌てて色々な場所を探しましたがやはりありませんでした。むしろたくさん歩き回ったので、新しい道を自分たちで作ってしまって余計に通ってきた道がわからなくなってしまいました。
山を下れば家に着くのでそこまで心配することはなかったのですが、通ってきた道を通らなかったせいで片足が泥にはまったり、知らない人の裏庭に辿り着いたりでなかなかアドベンチャーでした。そして、無事に家につきました。
ホストのおばさんが早速、とってきた実でジャムを作ってくれました。甘酸っぱくてすごく美味しかったです!

ちなみにこのジャムはなかなか市販では売っていなく、売っていてもかなりの高級品らしいです。
8月5日(金)徐糞作業パート2
またまたエリオットくんが助っ人に来てくれるということで、この間の徐糞作業の続きを行いました。
ひたすら糞を外に運び出しますが、今日は音楽をかけてノリノリでやりました。
After

昼食の後、またもやラムを洗い、木のフェンスの修復を行いました。杭をたてて頑丈なフェンスにするのですが、この杭がなかなか地面に入っていかず大変でした。
そして、週末ということでそのあとみんなでフィヨルドに日没を見にいきました。




ちなみに日没は23時くらいでした。そして、日の出は2時ごろです。なので、真っ暗になることはありません。
素敵な日没を見て「疲れたけどいい1週間だった」と振り返りも終わったその時…
ホストのおばさんが何やら白い布らしきものを持って家から出てくるではありませんか。聞くと、おそらく朝方は冷え込んで霜が降りるかもしれなから、ジャガイモの苗にカバーをかけるそうです。
ということで、時刻は深夜0時。おばさんとスペイン人のMariaと共にジャガイモにカバーをかける作業を行いました。
白夜だと暗くならないから夜まで働けちゃうのね。と新しい発見を得たのでした。
これで本当に今週の作業はおしまい!久しぶりに肉体を酷使して本当に疲れたけど、どれもやりがいのある作業でした。そして、牧場を経営するということは、24時間対応だということも身にしみてわかりました。







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